2019年4月にスタートした「OKOSHIYA」。
早くも1年が経とうとしています。
丸文製菓三代目として新たなスタートを切ったこの一年、
僕の人生の中でも本当に濃い一年間でした。
2019年は「準備の年」、
そして、誰しもが待ち望んいた東京オリンピック・パラリンピックの開催。
2020年は「飛躍の年」として意気込んでいた矢先、
新型コロナウィルス感染症(Covid‐19)の流行。
僕らOKOSHIYAとしても、大きな打撃を受けました。
・マルシェ、催事の全面中止
・オリンピックに伴うイベントの中止
・お土産ショップへの販売ルートの激減
幸いにもブランド立ち上げ当初から推進していた、
企業様向けのサービスや一般のお客様へのオンライン販売が功を奏し、
なんとかやっていけてる状況です。
ただ、コロナの影響によって多くの企業が倒産していることも事実ですし、
OKOSHIYAも今は大丈夫でも、今後どうなるかはわかりません。
否応にも空白の時間ができ、
企業経営、存在意義の在り方、
そして、僕らが提供できる本当の価値とは何か。
これまで向き合えていなかったことに向き合えた瞬間かと思います。
僕らができる提供できる価値
やはり、それはたった1つで
日常にちょっとした幸せや笑いを生み出せること。
この状況下でも、
多くのお客様から御礼のお言葉をはじめとして、
励まし、応援のお言葉を頂いております。
お家時間のお供に当社のおこしを購入してくださったり、
おこしをみんなで分かち合うことで、
久しぶりにお祖母様からお孫様でみんな一緒に楽しめたりと。
ゴールデンウィークに帰れないご実家へのプレゼントで購入頂いたりと
本当に嬉しい限りです。
そんな、当たり前かもしれない幸せを再認識できたり、
ちょっとした気持ちや感謝を届けられたりとか、
まさにそこが僕たちの存在価値であると思っています。
OKOSHIYA2期目として、大きな困難に直面していますが、
コロナに負けじとチーム一丸となり、
1つ1つ丹念につくった美味しい「おこし」を皆様にお届けして参ります。
引き続き応援よろしくお願いいたします。