2026/09/01 12:24
まだまだ暑さの残る9月ですが、少しずつ秋の気配を感じる季節になりました。涼しい風や虫の声、旬の食べ物など、身近なところにも秋が訪れてきています。
9月には、そんな秋の始まりにある大切な祝日があります。
「敬老の日」です。
今年の敬老の日は、9月21日(月)
長年にわたり社会を支えてきた方々を敬い、長寿を祝い、日頃の感謝を伝える日です。
【「敬老の日」のはじまり】
では、なぜ「敬老の日」が生まれたのでしょうか。
諸説ありますが、その始まりは1947年に兵庫県のある村で行われた「敬老会」だといわれています。
村の発展を支えてきた高齢者への感謝と長寿を願い、
農作業がひと段落する9月15日に敬老会を開いたことが、現在の敬老の日につながったとされています。
その後1966年、法律の改正により9月15日は
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」
として、正式に「敬老の日」と定められました。
(※現在は9月の第3月曜日となっています)
【時代を超えて愛される、縁起を担ぐ「おこし」】
日本では、長寿を願う節目のお祝いに、
食べ物や贈り物を通して「これからも元気でいてほしい」という気持ちを伝えてきたと言われています。
なかでも和菓子は、季節や縁起を表すものとして、
お祝いの席や贈り物に古くから親しまれてきたもののひとつです。
おこしもまた、米や穀物などを使って作られる、日本で長く親しまれてきた伝統菓子。
素朴で懐かしい味わいはそのままに、今ではさまざまな素材や現代的な味わいの商品も増え、
世代を問わず楽しめるお菓子へと進化しています。
「昔から知っている味」と「初めて出会う味」
その両方を一緒に楽しめるのも、おこしならではの魅力です。
【おこしと一緒に、「時間を贈る」】
敬老の日には、そんなおこしを囲みながら、昔の思い出を聞いたり、近況を報告し合ったり。
普段はなかなか伝えられない気持ちを、言葉にしてみるのもいいかもしれません。
「昔はこんなお菓子をよく食べたな」と懐かしんだり、「こんな味もあるんだ」と新しい味を楽しんだり。
ひとつのおこしをきっかけに新しい会話が生まれることもあります。
お菓子は、ただ味わうだけでなく、誰かと一緒に楽しむことで、その時間そのものが思い出になります。
世代を超えてみんなで味わえるお菓子だからこそ、
敬老の日には、感謝の気持ちとともに「一緒に過ごす時間」も贈ってみてはいかがでしょうか。
敬老の日は、つい日々の忙しさの中で忘れてしまいがちな日かもしれません。
「いつでも伝えられるから」と思っているうちに、なかなか言葉にできない「ありがとう」
敬老の日は、そんな感謝の気持ちを伝えるきっかけにもなる日です。
「いつもありがとう」
「これからも元気でいてね」
そんな一言と一緒に、お菓子を囲んでゆっくり話す時間を届ける。
今年の敬老の日は、日頃の感謝とこれからの健康を願う気持ちを込めて、おこしを贈ってみませんか。
「ありがとう」の気持ちが、秋のひとときを温かく彩りますように。
