2026/10/01 10:00
朝晩の空気が少しずつ涼しくなり、秋の訪れを感じる季節になりました。木々が赤や黄色に色づきはじめると、どこかへ紅葉を見に出かけたくなりますね。
秋の風物詩のひとつといえば、「紅葉狩り」
ところで、紅葉は眺めて楽しむものなのに、なぜ「狩り」と呼ぶのでしょうか?
【「紅葉狩り」の由来】
「狩り」と聞くと、獲物を追いかけたり、果物を摘んだりする姿を思い浮かべるかもしれません。
実は「狩り」という言葉は、もともと野生動物を捕らえることだけを指していたわけではありませんでした。
古くは、野山に入って獲物や草花を探し求めることを指す言葉で、
やがて自然を愛でて楽しむことにも使われるようになったと言われています。
平安時代、美しく色づく樹木を愛でる風習が貴族の間で広がりました。
実際に枝を折り取るわけではありませんが、野山に分け入り、
一番美しい姿を見せてくれる紅葉を探し求める姿を、草花を摘み集める「狩り」に見立てて楽しんだのです。
また、当時の貴族にとって、自分の足で野山を歩き回る機会はそう多くありませんでした。
鷹狩りなど、特別な狩猟のときくらいしか足を踏み入れなかった野山を、紅葉を求めて散策する。
その姿もまた、「狩り」という言葉と重なったと言われています。
一説にはこのような由来から、色づいた木々を求めて野山を歩き、
秋の景色を眺める風習が「紅葉狩り」と呼ばれるようになりました。
桜が一斉に花を咲かせる春に対して、木々が少しずつ色を変えていく秋。
赤や黄色、橙色へと移ろっていく景色を眺めながら、季節の深まりを感じられるのが紅葉の魅力です。
【身近な紅葉狩り】
紅葉狩りというと、山や有名な観光地へ出かけるイメージがありますが、
実は身近な場所でも秋の景色を楽しむことができます。
公園や庭園、街路樹など、いつもの道にある木々も、秋になると少しずつ表情を変えていきます。
OKOSHIYA TOKYOが店舗を構える丸の内にも、秋を感じられる場所がたくさんあります。
例えば、街路樹が美しく色づく丸の内仲通りのイチョウ並木を歩いたり、
少し足を延ばして皇居周辺を散策したり……
都会の真ん中にありながら、豊かな自然に触れながら季節の移ろいを楽しむことができます。
お仕事の合間や休日に、いつもの街を少しゆっくり歩いてみる。
そんな身近な紅葉狩りも、秋ならではの楽しみ方のひとつです。
そんな秋のお出かけには、おこしをお供に連れてみませんか?
色づく木々を眺めながら、温かいお茶とおこしを楽しむ。
目で秋を味わいながら、ゆったりとした時間を過ごす…そんなひとときも素敵ですね。
この季節には、秋限定の「紅茶ベリー」や「ほうじ茶」のフレーバーもご用意しています。
甘酸っぱさが広がる「紅茶ベリー」は、淹れたての紅茶と合わせた午後のティータイムに。
香ばしさが引き立つ「ほうじ茶」は、温かい日本茶や深煎りコーヒーと合わせて、
ゆったりとした秋の夜長のお供におすすめです。
木々の色づきは、ほんの少しずつ進んでいきます。
毎日通っている道でも、「昨日より少し色づいたな」と気づく瞬間があるかもしれません。
今年の秋は、遠くへ出かけるだけでなく、いつもの街の中で季節を探してみてはいかがでしょうか。
おこしを片手に、色づく木々を眺めながら。
日本ならではの秋の楽しみ「紅葉狩り」を、ゆっくりと味わってみてください。
